「時事の見方」開始のご挨拶
西嶋老師が木曜日の提唱を終了されましたので、それに伴い「最新速記録」
を終了致しました。愛読者の方々から終了を惜しむ声がHP編集者に届いて
おりました。
新しい企画として、西嶋老師が現在の時事をどのように見ておられるのか
をHPにて公開することを提案いたしましたところ、ご承認頂きましたので、
「最新速記録」のページに掲載いたします。
                             2005.9.21
                              HP編集者
                               本道一純
*****   「時事の見方」の本文    *****
衆議院選挙について
2005.9.20
<質問>
自民党が衆議院選挙で圧倒的勝利を勝ち取りましたが、国民の改革推進
の期待を表していると理解いたしております。
既得権益を有する官僚と政治家の戦いが始まったと見て良いのでしょう
か。
<回答> 
明治維新以来の官僚制国家が、大正デモクラシイの時代、戦時体制の
時代を経て、国民主権の時代に移りつつある現象であると、見る事も
出来ると考えております。
*****
<質問>
小泉首相が「殺されてもやる。」と悲壮な発言をされましたが、ここまで言わせしめたものは何だったのでしょうか。
<回答> 
自己の信念のために自己の生命を捧げるということは、すべての人間
にとつて当然の義務でありますから、
小泉首相の発言は人間として当然であり、日本国民のすべてが同じような感想を持つべきであると存じます。
<質問>
広島6区で亀井静香氏が勝ちました。この区での住民の改革意欲が地元利益誘導に負けたということでしょうか。
<回答> 
やはり亀井静香という地域政治家が、長年に渡って培って来た
政治力の強さだと思います。
堀江という人の出馬はあまりにも準備不足であり、次の選挙に対する布石の意味があつたと思います。
彼は政治に対しても生涯を掛けて取り組む意思が有り、今後も同じような努力を続けて行くのではないかと見ております。
<質問>
敗れた堀江貴文氏は当選すれば、「それを足がかりに、自民党総裁を狙っていた。」と本人が言っております。
彼の構想は、党員年会費4000円なので新規党員増加させ、40億円
有れば100万票取れて総裁が狙えるとの観念論です。
これはあくまでも話題性を挙げるためのPRのみでしょうか。
<回答> 
彼はそう考えて居たかも知れませんが、現実というものはもつと複雑
なものであり、複雑であればこそ真実であるということが云えます。
<質問>
民主党は前原氏が菅氏に勝ちましたが、話し合いで選出されず、投票によったことは分裂の可能性が高いことを示しているのでしょうか。
<回答> 
私は鳩山由紀夫氏と小沢一郎氏とが選挙に出ず、両派の票を好ましい方
に振って、2人で党の実権を握るとばかり見ておりましたから、
両派が何故自主投票にしたかの事情が読めておりません。あるいは両長老の頭の中に、分裂させたくないという配慮があつたのかも知れません。
                                 以上