| 5。腰骨の置かれる位置は坐蒲の真ん中になる。
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| 6。腰骨,背骨、頸骨の線が左右に傾いたり前後に傾いたりしないように努力する。 |
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| 7。両肘は体から少し離して肩の力を抜く。
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| 8。顎をやや下後方に引き、頚の後ろ側面を垂直に立て、視線が約45度下方を見るようにする。 |
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| 9。口は普通に閉じ、眼は普通に開く。
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| 10。坐禅を始める前に深呼吸を一つし、体を左右に少し揺り動かしてから静に真ん中で止めて坐禅を始める。 |
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| 11。坐禅中は何も考える必要がなく、ただ自分の姿勢が正しいかどうかだけを注意しながら坐る。 |
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| 12。坐禅の状態としてよく無念無想という表現があるけれども、これは誤解を招く言葉であつて、坐禅中は意識が
はつきりしており眼の前の物がはつきり見えていなければならない。 |
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| 13。坐禅中にはいろいろの考えが頭の中に湧いて来るけれども、それを気にする必要はない。むしろ心の中に押さ
えられていたさまざまの考えが、空中に解放されて消えて行くのであるから、気持ちの軽くなる原因になる。 |
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| 14。足が痛くて辛抱出来ない時には、右,左を入れ換えることが出来る。
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| 15。複式呼吸をしたり、呼吸の数を数えたり、無理に腹に力を入れたり、ムー、ムーと云つて唸つたりする必要は
ない。 |
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| 16。坐る場所としてはそう広い場所が要る訳ではなく、下に座布団を敷く |
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| 17。部屋は出来るだけ静かな場所が好ましく,夜も昼も明るい必要がある。 |
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| 18。坐禅中、鐘を打つたり、版を叩いたり、太鼓を打つたりして騒音を立ててはならない。 |
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| 19。坐禅の途中で言葉を述べることは坐禅の邪魔になるから慎まなければならない。 |
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| 20。警策(きょうさく)という木の棒を使つて坐禅をしている人を打つ習慣があるけれども、この習慣は道元禅師の
時代にはなく、江戸時代の初期に導入されたものであるから使うべきではない。 |
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| 21。坐禅の途中で眠気を醒ましたり,足の痛いの治したりするために、経行(きんひん)と呼ばれる静か歩き方が
あり,坐禅を長い時間する場合には活用すべきである。 |
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| 22。坐禅を始める時には鐘を三つ鳴らし,径行を始める時には二つ鳴らし,坐禅や径行を終わる時にはそれぞれ
鐘を一つ鳴らす。 |
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| 23。坐禅を終わる鐘が鳴つたならば、ゆつくりと足をほどいて静かに立ち、慌てたり乱暴であつたりしてはならない。 |
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| 24.坐蒲がつぶれるいるのを直し、自分の席に向かつて合掌し、更に反対側を向いて合掌し、坐禅を終わる。 |